日常的に送っているメッセージが相手の成長を阻んでいる

ハッキリ聞こえていれば「NO」ということもできるのですが、無意識の中からささやき声であなたの行動をコントロールするため、拒否するのは難しいのです。その結果、自分がした判断に後味の悪さを感じることになり、それが何度も繰り返されます。

 「あなたは何もまともにできないのだから、私の手を借りるのが一番正しい」。保護者からこのようなメッセージを日常的に受け取っている子どもがいたら、どうなるでしょうか。もしかしたら、通常の成長さえも危ぶまれるのではないでしょうか。

 この保護者は、「考えるな」「成長するな」という「禁止令」を発していることになるでしょう。受け取った子どもは「自分は子どものままでいよう」「自分は無力だ」「自分が決めたことは間違いである」と心に刻んで成長します。思春期になり、社会人になり、自分で物事を決めなければならなくなったとき、無意識に「私は無力だ」「私が決めたことは間違いだった」と思う結果を招いてしまうことがあるのです。その結果が繰り返されることは、本人にとって苦痛であるにもかかわらずです。

これは恐ろしい。
指示をするときはできるだけポジティブにするようにしてるんだけど、忙しくなったり精神的に荒れてたりすると出来て無いんだよなぁ。
むう。